第11章 ☆彡.。そういう時男は黙って赤飯
近藤「まさか敵の大将がこんなじいさんだと思わなかったよ
だが手加減はしねぇ。決着付けさせて貰うぜ」
敏木斎「何を世迷言を。
お前らワシに手も足も出せんと断言する」
銀時「その言葉そっくりそのまま返してやるぜじーさんよ
わからねーのか既にあんた袋の鼠だ」
東城「そう早らずとも後でみんな血祭りにしてあげますよ
しかしその前にやる事があるでしょう」
紙のない厠に閉じ込められた4人は
戦いを一旦置いてケツを拭くことに集中した。
だが、この究極の戦線において
誰よりも早く紙を手に入れて尻を拭き、自由に身動きがとれるようになること、すなわちそれはこの勝負に勝つことを意味していた。
4人は心理戦に突入した。
極限状況において、共通の目的の為に同じ行動をとることは
強い仲間意識を生む。そこに心のスキを作り出すはず。
この中に協力しようとしている奴は、誰一人いないはず。
さて、どうする?
敏木斎「紙やすりがあったぞ」
銀時「ふざけんな、そんなもんでケツ拭いたら血だらけだろーが」
紙やすりを欲しているのを気付かれないように芝居
拒絶して放棄したとみせて、スキを作って奪い獲るつもりか…
近藤「アイツ、、俺達の数手先まで見据えてやがる
俺ははこんなとてつもない男を敵に回していたのか…」
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