第11章 ☆彡.。そういう時男は黙って赤飯
西野「どこだ?芋侍」
沖田「こっちだ。デカブツ。
最後の勝負と行こうじゃねぇか。かかってきやがれー」
西野「なにしてんの?」
手を負傷した神楽と、足を負傷した沖田は
とりあえず屋敷内に身を隠すと、犬猿の仲の二人は背に腹は変えられず、二人で協力して戦うこととした。
神楽が足となり、神楽に肩車された沖田が手となる戦法だった。
沖田「足が使えねぇやつ。手が使えねぇやつ。
協力すれば…」
神楽「おい、あんま股近づけんな気分悪い」
沖田「仕方ねぇだろィ
に頼んだら黙って剣向けて来たんでェ」
西野「そんなんで俺の太刀をかわせると?」
沖田「めちゃくちゃ軽快に動けるっつーの。
なんならタップでも踏んでやろうか?あぁ?」
神楽「タップは無理アル」
沖田「タップは無理だそうだこのやろー!」
だが、この戦法には大きな致命的な欠陥があったことを、沖田はこの時は知る由もなかった。
天井の低い室内での肩車は危険なのだ!!!
「…いい加減アネゴ返せくそやろー!!!」
とが傘をぶっぱなし皿が割れたにもかかわらず
鴨居に激突した沖田と西野を同時に倒してみせたのだ!!
神楽「ほあたァァァァァ!」
「神楽…あんた…
総悟になにしてんのォォォォ!!!」
神楽「よし。行くアル」
「だから1人で行くなって!
ちょ、総悟後で来るからね!」
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