第3章 昔のアタシ
「……幻滅したか?」
「……」
アタシの歴史を知った人は皆思い描いた人と違って幻滅していた。センゴクももう優しく接しはしないだろう、そして……
そしてこの行動はさっき見えた 絶対してはいけないこと だ。
……数字は5004 。
5004回目と同じようにアタシは死ぬ。
__だがこの予想は後で合わないと知る。
暫くしてセンゴクは口を開けた
「歴史を教えたのは悪いことじゃないぞ、ハナ」
「……は?」
センゴクは優しくまた微笑んだ。
何を言いたいのかさっぱり理解できないハナは、5004回目死んでしまう理由の攻撃を対処出来なかった
後ろのドアが破れ崩壊する音がする
__監視役が何人か私に襲いかかった。
「あ……」
アタシは5004回目、教えたから殺されていた
……今回も学ばす殺される?
また死ぬんだと理解し目を閉じた。
だけどその時間は一向に来ない
誰かが私を、抱き寄せた
驚いて目を開けると、目の前には足を凍らされた監視役達が唸っている
「この能力……」
「青キジ、よくやった。」
「?!、元帥……っ」
頭上、つまりハナを抱き寄せたセンゴクがニッと笑んでいる
そして目の前の冷気から青キジが現れた。
「……フゥ、いつもいつも人が多いと思ったら アンタら暗殺を企ててたなんて、恐ろしいことするじゃないの」
悔しそうに監視役は青キジを睨んだ
「暗殺……?どういうこと……?」
ハナがピクンと反応した
暗殺?
「……それについては場所を変えて教えてやる
とにかく……センゴクさん」
すっと青キジはセンゴクに目を移した
「……あぁ、即連絡し対処に取り掛かろう。
ハナ 後でお前にまた話がしたい。その時はこちらから迎えに行こう」
「……はい」
訳分からぬままハナは答えた。
その後青キジが暫く俺の部屋で待機しろというので、応じることにした。
…
「……わけわからん」
青キジの部屋にハナは海軍基地に戻るまで留まることになった。
今アタシの部屋は情報収集などするためにセンゴクらが指揮を執り調査しているらしい。
戻るまでは自分の部屋には入れないので強い、そしてセンゴクからも信頼されている彼の部屋にお世話になることになった。
「……ぐぅ」
肝心の彼は寝ている