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【ONEPIECE】déjà-vu ※書き直し中

第3章 昔のアタシ



「いやあ、今日も素晴らしかったよハナ__」
「…」

ハナは話しかけてきた海軍の男を無視して、海軍船に乗った。男は驚いてハナを見る

そこへセンゴクが来た

「悪いな、彼女はあまり私達を好いておらずいつもこうなんだ」
「……そうか、ならいいんだが」

男は仕方なさそうに笑った
センゴクはハナの後を追いかける

「……?まだ用ですか」
「〜〜!……礼儀は習ってないのか」

「……彼はアタシに関係がある?」

「!そういうことでは……」

ハナはセンゴクの胸ぐらを掴んだ

「!?」

「アタシはお前らに協力しているだけだ。
命を、生かしてくれる許可を得るために。

求められたのは命令に従う……
関係ないものをアタシに求めるな!」

そういってハナはセンゴクをそのまま突き飛ばし、部屋に戻った。

海兵らがセンゴクの元に急いで駆け寄る。

「センゴクさん!」
「貴様!力を使えるからといって調子に__!」
「……」

じっとハナは見つめ手に力を込めようとした。
その時__

「やめろ!彼女に怒鳴るな!」

「センゴクさん……?!」
「……?」

センゴクは怒鳴る海兵を制した
海兵らは驚いて黙る。

ハナは制したセンゴクの意図を理解出来ず首を傾げた

「彼女は悪くないんだ、わかってやってくれ」
「でもセンゴクさん貴方の面子が……」

「……面子を気にするほど落ちぶれていない」

センゴクの怖い声に怯んで海兵共も黙った
だが、センゴクはその後ハナを見つめた
ハナはビクリと体を揺らす

すぐにハナは進行方向に向き直り、部屋に戻っていった

ドアノブを握りしめる
鉄がへこみそうな勢いで

ハナは同じようにまた呟いた

「……アタシには関係ない」



何でアタシを庇ったんだろう。
最後センゴクの優しげな目線がアタシを一度見た

アタシは何故そうされた?

「アタシには……関係ない」

フッと目が濃く暗くなる
……それこそアタシには関係無いじゃないか

握りしめる手の力を抜き、ハナは部屋に戻った





「__全く、彼女は怖いねぇ」
「……クザン」

ため息つくセンゴクの横にクザンが並んだ

「私が止めれていれば」
「センゴクさんはよくやってますよ」
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