• テキストサイズ

もう、なにも怖くない

第17章 合宿、そして…


縁side

高「ボッロー…」

縁「ボロボロ…だね」

合宿をするという民宿を表現しろというなら、まさにボロボロ。

それ以外は入らない。それは外装だけじゃなく、内装もだった。

大丈夫なの?ここ…

大「おーい、荷物こっちなー」

高「うぃーす。…てあれ?」

縁「和成君?どうし…あ"っ」

蒼「ん?う"っ」

緑「な"っ」

私達が出会ったのは、誠凛の火神君と黒子君。

黒「どうも」

緑「なぜここにいるのだよっっ!?」
火「こっちのセリフだよ!!」

縁「……(゜д゜)ポカーン」

高「秀徳は昔からここで一軍の調整合宿するのが伝統なんだとー。ひさしぶりー」

黒「おひさしぶりです」

緑「それがお前らはバカンスとはいい身分なのだよ…。その日焼けはなんだ!!」

蒼「し、真太郎…落ち着いて…」

火「バカンスじゃねーよっ!!」

私達がわちゃわちゃ言い合っていると、

「ちょっと!!もうみんな食堂に集まってるわよ!?なにやってるの!?」

誠凛の監督さんが包丁を持ってやってきた。

…はい?

監督さんは、赤いなにかを顔やエプロン、そして包丁に飛び散らせていた。

全「……ゾッ」

緑「お前の学校はなんなのだよ黒子!!」

黒「誠凛高校です」

緑「そういうこっちゃないのだよ!!」

縁「蒼依あれケチャップだよねそうだよねbloodじゃないよねあの監督さんなにもしてないよね料理してただけだよねそうだよね」

高「ゆ、縁ちゃん大丈夫かよ?目が死んでるぜ?」

蒼「ゆ、縁落ち着いて。きっとあれはケチャップだよ。そんな怯えなくて平気だって」

リ「あれ!?秀徳さん!?」
/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp