第17章 合宿、そして…
高尾side
全く…朝からショッキングの連続だったぜ。
真ちゃんは真ちゃんで朝からご機嫌ナナメだし。
ま、面白いからいいけど☆
ぶふっ
縁「な、なに1人で笑ってるの?和成君」
高「ん?ああ、縁ちゃん。いや…真ちゃんがふくれてるのが面白くて」
縁「誠凛さんと鉢合わせしちゃったからかな?」
高「そーそー!!ぶふっ」
縁「和成君も、1人で笑ってるの、端から見たら可笑しいよ?」
高「ははっワリーワリー。…縁ちゃん、タメに慣れたな」
縁「え?あ、ああ。かなり板にはついたかな。だって…敬語一回につきキス一回、なんていういじめみたいな制度があるからね…」
ああ、前にオレが言ったヤツか。
高「そんないじめってほどじゃねーだろ?このモテモテ男子高尾和成君とキスできるなんて、むしろ喜ばねーと!!」
この頃はなくなったけど、結構女子の呼び出しとかあったんだぜ、オレ☆
縁「和成君って…モテてたの?」
高「そこから!?ヒドッ!!」
縁「っていうかどっちにしたってキスは無理!!」
高「ハイハイ」
縁「はぁぁぁ…ほらとにかく練習!!また誠凛さんに負けちゃうよ!!」
高「ハ~イハイ」
縁ちゃんはやっぱりかわいい。
頑張りますか!!
ふくれてる真ちゃんの隣で…ぶふっ!!
緑「……………」
蒼「真太郎、まだふくれてるの?」
緑「違うのだよ、蒼依。鬱陶しいだけなのだよ」
蒼「それ同じだよ!!」