• テキストサイズ

もう、なにも怖くない

第15章 秀徳 対 誠凛


~かっ飛ばしてインターハイ予選初日~

縁side

ついに、インターハイ予選がやってきた。
とは言っても、初日だから選手の人達は緊張などカケラもしていないけど。

緊張してるのは私だけ。

縁「…知らない人…ムリ…ガタガタ」

高「んな怖がんなって。まだ初日だぜ?そんなんじゃこれからやってけねーよ?」

縁「ひゃぁっ!!かかかかかか和成君、べべべべ別に、こここ怖がってなんか、い、いませんですよ!!」

高「あらかさますぎなうえ、日本語おかしいうえ、敬語になってんぜ?ニヤリ」

縁「あ。ちちちちょっと待っt「待ったなーい」」

一気に和成君の顔が近くなり、唇が重なる。

縁「~~~っ」

和成君はなかなか離してくれない。
窒息する!!と思った時、ようやく和成君が離れてくれた。

縁「はぁ…はぁ…」

高「大袈裟だろww」

縁「あなた…と…私の…肺活…量の…違いを…もっと考えて、欲しかった」

高「だって普段できないし、またとないチャンスだし?」

縁「kissなんて普段するものじゃないでしょ!!ほらもう試合始まるんだから行きなさーい!!」

高「へ~い、じゃ、行ってきます」

縁「…うん、頑張って」

初日の相手は名もないどこかの高校。もちろんトリプルスコアで瞬殺。

相手がかなり必死になっているのに対し、秀徳は余裕綽々。
見てて面白いくらいのレベルの違いだった。

/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp