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もう、なにも怖くない

第15章 秀徳 対 誠凛


高尾side

いやー、蒼依ちゃんこえー。
あんなたくさんの瓦を一発で割っちまった。鍛え方が違うんだな。

縁「そう言えば、明日海常高校と誠凛高校が練習試合するらしいですよ」

高「ああ、なんかそうらしーな。あ、そーいや真ちゃん。海常といや同中の奴がいるんだろ?」

緑「ああ、いるのだよ。誠凛にもな」

蒼「私と縁は、データを取るために見に行きますけど、一緒に行きますか?」

高「オレは行こっかな~」

緑「そんな必要はないのだよ。勝つのは我々なのだから」

高「うはぁ、言い切ったよ。どんだけ自信過剰なんだよ。な、縁ちゃんと蒼依ちゃん、真ちゃんはほっといて3人で行こうぜ」

オレは、縁ちゃんと蒼依ちゃんの肩に手を回した。

緑「………!!」

バシッ

蒼依ちゃんの肩に回した手が、真ちゃんに思いっきり払われた。

緑「…別に、行かないとは言っていないのだよ」

なんだよ、結局行くんじゃん。多分、てか絶対理由は蒼依ちゃんだけど。

蒼「なら、みんなで行きましょうか!!」

高「真ちゃん、同中の奴に挨拶でもしてきたら?」

緑「するか、バカめ」

蒼縁「……くすっ」


とまあ、なんだかんだで行くことになった。
いや~、やっぱり真ちゃんはツンデレd「誰がツンデレだ!!」
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