第10章 んじゃ、そういう肩書きで
by蒼依
基本的に会話文が主体となります。
notside
大「騒ぎも静まったようだな。片桐、あいつはお前の姉妹だな?」
縁「はい。そうですよ。双子の妹です」
木「見分けつかねーな」
高「そうッスか?オレ、わかりますけど。ついでに真ちゃんも」
緑「…確かに間違えたことはないのだよ」
宮「お前ら轢かれたいか?」
蒼縁「だからダメです/やめてください!!!」
大「宮地。やめておけ」
宮「ちっ……」
大「さて、お前はここに見学にきたのか?」
蒼「…はい」
大「だが、もうマネージャーは足りていr「マネージャー希望ではありません」なんだって?」
蒼「私はプレイヤーとして入部を希望しています」
大「…ここは男子バスケだが」
蒼「わかっています。私はバスケ部か空手部以外に入る気はありません。けれど、空手部も女子バスもなかったから、この部を見に来たんです」
大「………(なるほどな。しかし、さっき見せたあれ。あれは、少し欲しいところだな。どうするか)」
全「………………」
縁「……副マネージャーということで入ればどうでしょう?マネージャーをしながら、練習の相手をしてる、みたいな感じで」
高「縁ちゃんそれナイスアイデア!!」
緑「それならうまく行きそうなのだよ」
大「なるほどな、お前はそれでいいか?」
蒼「はい」
大「よろしくな、オレは大坪、キャプテンだ。自己紹介をしてくれ」
蒼「片桐蒼依です。えーと、副マネージャーという肩書きで入部しました。バスケには結構自信はあります。暇つぶし程度にお相手できれば幸いです」
そのあと、高尾と緑間以外の人達が軽く自己紹介をし、蒼依は副マネージャーとして正式にバスケ部員となった。
縁「良かったね、緑間君と一緒の部活で」
蒼「ゆ、縁!!そっちだって高尾君と一緒の部活でしょ!!」