第10章 んじゃ、そういう肩書きで
by蒼依
縁side
今、私は爆発寸前。
なぜか。
高尾君が私の手を握っているから。
高尾君は私の手を離さなかった。周りの人達の視線が痛く…ってムリムリムリィィィッ
でもちょっと嬉しかったり?
教室にはすぐに着いた。
蒼依と緑間君はもう教室にいた。私達は肩で息をしながら席に座った。
緑「案外早かったな、高尾」
蒼「私達が遅かったんですよ。緑間君」
緑「そうか」
なんだか2人が仲良くなったみたい。どしたのかな?
高「縁ちゃん、早く弁当食べねーと休み時間終わっちまうぞ~」
縁「あ、はい」
4人で色々しゃべりながらお弁当を食べた。
そんななか、高尾君がついに、
高「なあなあ、なんだかお2人さん、仲良くなった?」
と尋ねた。
蒼「げっほ!!な、何をいきなり!?」
高「もしかして…付き合いはじめt『バカ尾ぉ!!!ドカッ』いってえええええ!!」
蒼「あ、ちょっと…」
縁「良かったね、蒼依」
蒼「縁っ…」
縁「お幸せに♪」
蒼「縁っ///!!」
私達(?)は休み時間が終わり、先生に「うるさいっ」と一喝されるまで大騒ぎしていた。