第10章 んじゃ、そういう肩書きで
by蒼依
蒼依side
うう、高尾君結構要注意だぁ……。鋭い。
ででで、でも私、本当に学校を案内してもらってただけだから、やましいことはなにもないんだ。
それより、なんかさっきから縁が真っ赤。なにがあったか聞いてみようかな。
緑間side
高尾め、くだらないことをペラペラと。しかしさっきは何を言いかけていたのだろうか。片桐が遮ってしまって聞こえなかったのだよ。問い詰めてみるか。
緑「高尾、さっきからオレ達のことを言うが、お前達はどうなのだよ」
高「ん~?いや~?べっつに~?」
縁「なにもないですっ///」
蒼「真っ赤だよ?」
縁「蒼依っ///!!」
やはり
蒼依side
この2人
緑間、蒼依side
なにか隠してるね/のだよ。
notside
縁「隠してないですっ//」
蒼「そんな真っ赤で、説得力ないよ?言っちゃいなって」
縁「蒼依ーーーーーっ!!!」
緑「オレ達は言った。ならば、お前達も言うのが筋というものなのだよ」
高「ハイハイ、わかった言うって」
縁「ちょっと高尾君…」
高「オレ達付き合うことになりましたーっ!!」
蒼「………え?」
緑「フン、そんなことだと思ったのだよ」
縁「高尾くーーーーーーん!!」
蒼「おめでと、縁ーー!!」
縁「こら、蒼依っ!」
緑「まあ、良かったな。昨日フられて泣いていたヤツが」
高「わっ言うなよ、恥ずかしーじゃねーかっ!」
縁side
その日は、本当に色々あったけど、すごく良い1日だった。
――――――
読みにくそう…。すみません、皆さん!!