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もう、なにも怖くない

第9章 発覚そして始まり


高尾side

~授業中~

また転校生だ!しかも縁ちゃんの双子の子!!
片桐蒼依ちゃん、ね。OK。覚えたぜ。
しっかしなんで真ちゃんの隣に?しかもなんだか赤くない?
これはもしや……ニヤリ?
なんて考えていると、左手にツンツンと刺激を感じた。
見ると、縁ちゃんが紙を渡してきた。

《なんで今日、私としゃべってくれたんですか?》

即返事

《え?だって友達だからだよ。昨日言ったっしょ?友達でいて、ってさ》

縁ちゃんが赤くなった。そして、
《今日の放課後、屋上に来てください。話したいことがあります》
はっと縁ちゃんを見ると、もう視線を逸らしてノートに向かっていた。
話し…たいこと?なにそれ、めっちゃ気になるんですけど!良くも悪くも!!

その日の授業はその一言が気になって、まともに聞けなかった。
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