第7章 帰り道
緑間side
高尾達と別れ、家に着いた。
制服から私服に着替え、一息ついて、今日1日を振り返った。
朝、5時起床、おは朝占いを見て、今日のラッキーアイテム、ビー玉を持って学校へ行く…………………授業はきちんと聞き、出された問題も全て完璧にやった。
部活は…シュート練習はいつものように2百本、これもまた完璧にやった。
うむ、今日も人事は尽くした。
しかし、片桐がマネージャーになるとはな。
それに片桐を見ている時の高尾の目。心なしか輝いているような気がするのだよ。
………オレには関係ないがな。
さて、爪の手入れをしなければ。
爪磨きを終えた時、
ヴーッヴーッ
ん?メールか?
誰なのだよ、こんな時間に。
………高尾か?
[明日、オレヒドい顔してると思うけど笑うなよ]
は?なにかと思えば、なんなのだよ、この意味不明の文章は!!
………まあ、返事してやらんこともない。
[お前の顔など、大して変わらないのだよ]
高尾のヤツ、なにがあったというのだよ。
心配しているわけではないが、少々気になった。
繰り返すが心配しているわけではない。
―――――――
初めての緑間sideです。
………緑間君のツンデレはうまくいってないし、緑間君のスケジュール勝手に決めちゃったし。
まさに、
なんなのだよ、この意味不明の文章は!!
てヤツですね。すみません、ホント。