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もう、なにも怖くない

第6章 放課後にて


高尾side
やべー、にやけが止まんねーってこれ思うのもう2回目か。でも事実なのです。

さっきから何回真ちゃんに、
「なにをニヤニヤしているのだよ。ただの変人にしか見えないのだよ」

とかなんとか言われたかわかんねーや。
でも、オレは今までよりももっと練習した。大坪さんにも誉められたくらい。
オレはときどきあの子の方を見た。あの子は資料になにやら書き込みをしてるみたいだったけど、オレに気付くと小さく手を振った。
ああ、可愛いな。これからの部活は今まで以上に打ち込めそうだ。
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