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もう、なにも怖くない

第6章 放課後にて


大坪さんは、私達をベンチに連れて行った。
そして、『マネージャーの仕事』と書かれた資料を渡してきた。
いやぁ、大変だなぁ…
1、マネージャーは必ず予備のタオルとスポーツドリンクを持参する。

2、マネージャーは、選手の補佐役である。できれば、選手の至らないところの指導をする。

などなど…

って!私こんなの聞いてないですけど!!
蒼依は、武術の傍らでバスケもたしなんでいる。
体力づくりとか言ってたけど…本当にスポーツバカ…あ。こんなことは関係ない。
前に蒼依、
蒼「バスケのマネージャーって楽~」
とか言っていたと思うんですが!!
高尾君も横から資料をみて顔をしかめている。
でも、大変だけどできなくはなさそう。私は大坪さんに、

縁「私、上手く出来るかはわかりませんが、全身全霊、やらせていただきます」

と自信ありげに言った。今まで、会って間もない人に、こんな風に自信ありげに発言するなんてこと、ただの一度もなかった。

多分、この時から、私は少しずつ少しずつ変わっていたような気がする。

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すみません、ありもしないものを都合上勝手に創作いたしました!!お許しをm(__)m
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