第1章 いーち
「遅くなってごめんね。待った?」
クラピカ「大丈夫だ。今来たところだ。
ところで頼んでいた情報は?」
「うん。緋の目だよね
その情報なら、ここに」
が渡した紙を受け取ると
恐怖、怒り、虚無、
様々な感情が渦巻く瞳で
クラピカは紙を見つめた
クラピカ「…ありがとう。もう、大丈夫だ」
「そ?
…ただの情報屋が言うのもなんだけど、さ。
クラピカ、こんなことやめたら?
付き合い長いからこそどんどん変わっていくクラピカを見てるの
段々辛くなって来ちゃったよ」
クラピカ「心配には及ばない
今回の事は、ボスが緋の目を欲しがっていると言うだけだ。
私の私情は一切関係ない。
情報料は振り込んでおく。それじゃあ。」
(…うそつき…。)
クラピカが出ていき
扉が閉まると同時に
「ごめんね…」
消え入りそうな声で、呟いた
、