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ピンク色の少女

第5章 ごーお







フェイ「1人は嫌、そう言いたいか?」


「っ、え、と」



フェイ「前にそう言てたね」


「そう、かな…」


フェイ「だたら
ワタシのそばに居ればいいね

そしたらワタシの役に立てるね
1人でもなくなる
それでいいね」


「フェ…イタン」


ぽろり、と涙が零れてくる


フェイ「わかたか?

わかたらもう隠し事したらお仕置きするね
まずは、
目の秘密、教えて貰うね」


「えっ、と」


フェイ「…」


「わたし、ね
クルタ族の血が半分入ってるの。
ハーフって言えばいいのかな…」


フェイ「だから目が赤ではないのか?」


「うん。

もう片方は戦闘民族の血なんだけど…どっちの血も忌み子って呼ばれてる。
だからわたしの記憶は迫害を受けてるところから始まる

クルタ族はね、
試験に受かった人しか、外には出られないの。


わたしの母親は、掟を破って外に出て
父親と出会った」



フェイ「その母親を殺したのはワタシたち蜘蛛てことね」


「ううん。

お母さんはクルタ族の人に殺されたのよ」







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