第4章 よーん
次の日、団長の居場所を突き止めたシャルナークは
皆にそれを伝える
マチ「やった!これで団長を助けられるね」
フェイ「ま、こいつが
成功すればの話ね」
「あはは…そう、だよね…」
シャル「どうしたの?」
「あ、ううん!なんでもない!」
無理に作った笑顔で笑うと
みんなは気にせず団長の元へと向かう準備をする
フェイタンだけが
作り笑いをしたただ、見つめていた
シャル「ちょっと長旅になるから
も準備しておいでよ」
シャルナークにそう言われ
は荷物をまとめに向かう
どうせもう戻ることはないから、と
思い出のものを捨てていく
ただ一つ
ペンダントだけは捨てられず
握りしめたまま
零れそうな涙をコラえていた
「…やっぱり、会えなかったね」
ボソッと呟くとふと気配を感じ振り向くと
そこにはフェイタンがいた
、