第10章 異世界紳士と秘密情報
全く…
ネシスはいつまで私に付きまとうのか…
今すぐにでもネシスを殴りたい所です
早歩きでせかせかと調査偵察班の部屋へ戻る
ガチャ
「只今戻りまし…」
「いぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!」
「ティナー!!!!ティナー!!!」
ドアを開けた瞬間に爆音が鳴り響く
何事かと思い、目を見開く
そこには
派手にドラムを披露するティナの姿が…
「あっフィル〜!おかえりなさ〜い!
ホールさんは上層部に呼ばれたのでいませんよ〜
ティナってすごいんですよ〜!
こんなにかっこよくドラム出来るなんて〜!!」
こんなお祭り騒ぎ…
オリヴァーとエリオット、ティナの3人しかいないのに…
前にいた所なら有り得ないでしょう…
「でもまぁ、悪くないですね♪
ティナ、私も失礼しますよ」
エレキギターなら私、演奏できるんですよ♪
「えぇ!?フィル!?
キャラ変わっちゃいますよ〜!?」
「おいおい!フィルもできんのかよ!
っしゃあ!!!騒げ騒げ!!!」
こんなに楽しくて居心地のよい職場は…
私にとってはlexx調査偵察班しかありませんよ♪