第4章 【3】
楽「毎度どーも。山村です。」
私は山村さんのお蕎麦が美味しすぎて、今日も蕎麦を頼んでしまった(笑)
楽「いつもありがとうございます。うちの蕎麦気に入ってくれました??」
『はい!もうほんとに美味しくて…毎日食べたいくらいですよ!!(笑)』
そう言って山村さんに笑顔を向ける。
(あれ??なんで顔赤いんだろ…?まぁいっか。)
楽「それは良かった。 あの良かったらラビチャ交換しませんか??」
すると山村さんが急にそう言ってきた。
(まぁ優しそうな人だしいっか!!!)
普段、あまり知らない人とラビチャを交換しない私は、少し躊躇いながらも山村さんとラビチャを交換した。
楽「ありがとうございます。良かったら連絡ください。
それと…前気になったことがあって…TRIGGER好きなんです??」
(ん?TRIGGER?そんなの!!大好きに決まってるじゃん!!!!!)
『はい!!私TRIGGERの大っファンなんです!!!
特に八乙女楽さんが大好きで!!!!
山村さんがホントに似てたから本人見てるみたいで嬉しくて…って…すみません!!!!』
つい。興奮して喋りすぎてしまった。
案の定、山村さんは目をぱちくりしている(笑)
『あ、あの…ほんとにすみません。』
楽「あ、いえ。(笑) ほんとに大好きなんですね。(笑)俺も好きですよ。 TRIGGER」
そう言って微笑んでくれた。
(あぁ!!神だ!!!!神様だこの人。)
『あ。すみません!引き止めてしまって!!』
楽「俺の方こそ。長居してすみません。 じゃ残りの配達行きますね。またお願いします。」
『頑張ってください。』と山村さんを見届けたあと…
ふと。さっき交換したラビチャを見てみる。
『ん?あれ。なんで…??』
ラビチャを見てみるとさっき交換した山村さんのIDが 《Gaku0816》とがっつり楽さんの要素満載だった。
(なんでσ( ̄^ ̄)?)
私は頭に思い浮かぶたった1つの展開を想像し…
『いやいや!!!そんなわけないでしょ!(笑)
あの人が?そりゃ似てるけど…まさかね!』
そう。自分に言い聞かせていた。
ラビチャに
『涼乃です!よろしくお願いします!』
と送り、私は大きく伸びをした。