第2章 休日のお2人☆
しばらく中を引っ掻き回し、指を抜く。指にはローションが絡み付いていた。
俺はある玩具を取り出した。あの、数珠みたいに玉が連なってる奴。分かるかな?
其れを少しずつ、少しずつ龍之介の中に沈めていく。
「ん、あっ…ぁ……ひぅ…!」
玩具を深く入れる程、龍之介の喘ぎ声が大きくなって、躰がビクビクと跳ねる。それがどうしようもなく可愛い。
全部入る頃には、龍之介の顔は完全に蕩けていた。
俺はその玩具の輪に指を掛け、思いっきり引っ張った。
「や、あぁあぁ……ッ!!」
龍之介は躰を仰け反らせ、絶叫に近い喘ぎ声をあげた。顔を上げてみると、白濁の液が龍之介の腹に掛かっている。
あぁ、イッたのか。可愛いなぁ……
俺は肩で息をしている龍之介の額に接吻を落としてから、俺専用の棚へ向かった。中には大量の玩具が入っている。
其処からバイブを幾つか取り出し、ベッドの上に広げた。
手に取ったのは親指よりも小さいバイブ。
其れを龍之介の中に入れた。指じゃ奥まで入らないから、他の奴で奥まで押し込んだ。
「ひ、あ……ッ……とれなくな、る……ッ!」
行けるところまで押し込んで、俺はバイブのスイッチを手に取った。
因みに、押し込むために使った玩具は、張型?とか云う奴にボコボコがついた物。バイブ機能も付いてて気に入ってる。
「ぅ……あ……」
最奥まで来たからか、放心している龍之介には構わず、小さい方のバイブ機能をオンにした。
「ひぁ、あ、んんッ……!や、ぁッ!」
スイッチは切らずに、次は大きい方のバイブ機能をオンにする。もちろん強さはMAX。
「も、やめ……!ひ、あ、あぁあぁあッ…!!」
イッたばかりの敏感なところに刺激を加えられ、龍之介はまた絶頂を迎える。
もう何もかもがとろとろになって、気持ちよさそうな表情で喘ぐ龍之介。
嗚呼、可愛いなぁ。