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お前の事、嫌いじゃないね

第4章 ☆03








「…なんか変な感じですね。

でも1人じゃずっと薬飲めなかったと思います

フェイタンさん
わたし、思い出せてよかった

だってこれでみんなの役に立てるから…」

フェイタン「能力のことね」

「はい。

わたしの能力はほんとうに恐ろしい能力だから
思い出さなかったら
すごく大変なことになってた…」

フェイタン「…」

「あの…フェイタンさん…

わたしあのとき…」

フェイタン「なにもなかたよ」

「でも、」

フェイタン「なにもなかた言うてるね。
しつこいと私帰るよ」

「…今度なにかさせてくださいね」


フェイタン「だたら今、欲しい物あるね」


「え?」


突然のことに、あかねは止まった。

軽い、たった一瞬の口付け


フェイタン「ハハ、これでもうもらたね」

「なん、で…?」

フェイタン「なにか、もう1回するか?」

「あわわわ!いや、ちがっ!」










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