第7章 ☆06
フェイタン「なにやてるか。
置いてくよ」
「うんっ今行くっ!」
先を歩くフェイタンを後ろからじーっと眺める
フェイタン「…はぁ。」
「手繋いでくれないと歩けませんよ?」
フェイタン「困たやつね」
少しだけ、笑ったフェイタンはわたしの手をとり
2人で歩きだした
「…これからも一緒がいいな」
自分でも聞こえるか聞こえないかくらいの声で
あかねは呟いた
フェイタン「バカね。お前。
約束したよ。
ワタシ、お前のこと守る
大切
だから
ずと、ワタシのそばに置いとくことワタシが許したよ」
「…うんっ」
フェイタン「ほんと、泣き虫よ」
困った顔をしたフェイタンは
今日もわたしに優しくキスを落としました
、