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お前の事、嫌いじゃないね

第4章 ☆03








部屋へ戻ると当然のように
フェイタンがいた。

フェイタン「遅かたな
私待ちくたびれた」


「えっと…なぜ…またここに…」

フェイタン「私がどこにいようが私のかてよ。」


「そうですか…」

ふう、と部屋の中に行こうとするとフェイタンが
こちらへ向かってくる

フェイタン「…」

無言でコップを差し出してくるフェイタン


無言で受け取り
コーヒーを入れる


フェイタン「…」


フェイタンの前の椅子に腰掛け、
一緒にコーヒーを飲む


コーヒーを飲んでるといつもの顔よりも少しだけ
顔が緩んでるように見えた。


フェイタン「お前、記憶戻てなにか変わたか?」

「…んー…まだ、わからないですね
全部思い出せたのかすらわからないので。」


フェイタン「お前は蜘蛛から居なくなるか?」

「さっきも言ったとおり
まだお世話になりますよ。」









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