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お前の事、嫌いじゃないね

第1章 ☆00







「え?うん。」

そう言いながらコーヒーを飲み干した。

マチはまだ目を見開いたまま口をあけていた

「今から着替えるね」

マチ「あ、うん…。

へえ、、フェイタンが…」

最後の呟きはあかねには聞こえなかった。


「お待たせっ!」

マチ「じゃあ、行こうか。」

部屋を出ると
そこにはフェイタンがいた。

フェイタン「どこいくね」

マチ「買い物だよ。
なに?フェイタンもいく?」

フェイタン「行くわけないね。
この女逃げないように見張っとくね」

「…逃げませんよ」

フェイタン「ハ、そんなのわからないね
マチちゃんとするよ」

マチ「はあ、そんなん今更しないっつーの。
じゃあね!」

アジトを出て街へ向かってると

マチ「あかねはさ、フェイタンが怖い?」

「…どうして?」

マチ「さっき顔強ばってたから。」

「怖いっていうか、まだわからないの。」

マチ「まあ気難しいやつだけどさ。
悪いやつじゃないよ。」

「うん。わかってる。」







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