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スクールライフ

第3章 美鈴と渉 美鈴said





ー3年後ー

渉の卒業式、私はまた泣いた。

これからはいつもみたいに会えなくなるのかと思うと悲しくなった。

横「美鈴また泣いてんの?」

式が終わり、花道で見送りをしている時、渉に言われた。

横「俺のために泣いてくれてんのなら嬉しいけどさ、最後は笑顔がみたいな」

渉の『最後』という言葉を『小学生最後』ととらえた私は、しっかり笑顔を作った。

横「そう、その笑顔!美鈴は笑ってる方がいいよ」

渉も笑顔でそう言ってくれた。

こんな日々が続くと思ってたのに。

神様は悪魔だ。



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