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スクールライフ

第2章 3人目の男





長い長い沈黙を破ったのは、北山さんだった。

北「なぁ。渉と何があった?」

柔らかい口調、まるで兄のように尋ねた。

怜「美鈴?話せる?」

私も極力優しい口調で聞いた。

すると。

美「渉は…いつも私のそばで、優しく私を見守ってくれてた。守ってくれてたの。そんな彼に、私は知らず知らずのうちに惹かれていった。初恋、だった」

美鈴の…初恋。

初めて聞いた真実に、私は何も返せなかった。

北「それで?」

美鈴は続けた。



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