第2章 3人目の男
横「それは…うん。ごめん」
ちょっと悲しそうな顔をしてる横尾くん。
美「どうして…」
藤「ストーップ!とりあえず今は終わりにしよう?」
北「だな。こいつら早く帰さなきゃだし」
怜「そ、そうだった!ね、美鈴?今日はとりあえず家に帰ろう?」
美「いやよ!今度いつ会えるか分かんないんだよ?!」
怜「それは…」
藤「まあまあ、それなら大丈夫。俺らが何とか時間作るし」
北「な、渉。お前も話さなきゃと思ってたんだろ?」
横「…あぁ」
藤「じゃ、そーいうことで!今日はもう帰ろう!」
怜「ね、美鈴。帰ろう?」
美「…うん」
北「家まで送る」
怜「うん、ありがと」
藤「俺は渉と話あるからここで!」
北「わかった。じゃあな」
藤「気をつけてなー」
北山さんと美鈴、私。
さっきの事があったからか、誰も言葉を発しなかった。