第2章 3人目の男
怜「あーーー!渉ってもしかして…横尾くん?」
横「うん、怜奈ちゃんはいまいち覚えてなかったか」
怜「ごめんなさい」
横「いいんだ、美鈴より長い付き合いじゃなかったしね」
藤「こんな偶然ってあるんだな!すげー」
感心する藤ヶ谷さん。
その横で、美鈴の様子が変なのに気が付いた。
怜「美鈴…もしかして、泣いてる?」
横「あー、美鈴の泣き虫は変わってないね。小さい時から泣くときはいつも俺の部屋来て泣いてたもんなー」
美「うるさいな…しょうがないじゃん。突然いなくなったの、渉なんだからさ…」
どうやらこの2人、昔色々あったみたいだ。