第2章 扉
ある日の週末もすばると一緒にご飯を外で食べてた
そこの店に、旦那が同僚と来た
あたしは、気付いてなかったけど・・・
トイレに立った時に、旦那が居て声をかけられた
「誰?」
『え?友達・・・』
「いつもの〇〇ちゃんは?」
『まだ・・・来てへん』
「ケータイ・・・」
『席に置いてる・・・』
旦那は、あたしが座ってたテーブルに行って、バッグを探した
あたしのケータイを見てから床に叩きつけた
すばるは、ただ謝ってた
『辞めて!』
旦那とすばるは、店の外に出た
「俺、別れへんから」
すばる「いや、そういうつもりじゃないです」
「じゃーどういうつもり?」
すばる「遊びです。ちょうど良さそうやったんで」
『もちろん。遊びやし・・・』
すばる「もう会いません」
『ごめんなさい・・・』
すばる「すいませんでした」
旦那は、私達をみてそれ以上を言うのを辞めた
連絡を一切取らないこと。
会っても声をかけないこと。
それと、離婚は絶対しないからと言い残して、席に戻った
あたしとすばるは、別々にタクシーに乗り、帰った