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順番

第2章 扉






両親が出て行ったあと、しばらくしてすばるが入って来た



すばる「結婚して下さい」


すばるの手には、あの時の指輪と婚姻届があった




すばる「今すぐは、出来んけど・・・ちゃんとして、籍入れれるようになったら」


『すばる・・・あのな・・・』


すばる「中身は、俺の子やろ?ええやん。な?」


『すばる・・・あほ・・・なんで・・・なんで・・・』




あたしは、泣くことしか出来んかった




『別れた時、家来たとか知らんかったし』


すばる「あー・・・やり直したかってんけど、お前が避けてたから無理やなって」


『ごめん・・・』


すばる「もう傷つけへんから。死ぬなよ・・・」


『うん・・・ありがとう・・・』


すばる「俺が、死なせへんから」


『ははっ・・・スーパーマンやな』


すばる「おん。」






翌日、退院して家に行き離婚届にサインし提出した



旦那の実家にも挨拶に行き、お礼を伝えた



夜は、あたしの実家にすばると行き報告と挨拶をした






少しして、すばるとの生活を始めた





人を傷つけてでも進んだ道


笑ってたらあかんのかなって思ったこともあるけど


笑ったらあかんなんて、決めたらあかんって思って辞めた


お腹の子の為にも




ここまで来るのに、順番めちゃくちゃで

遠回りもしたし


近道もした


近道したから人を傷つけた


でも、過去があるから今あって、それが未来になる




後悔なんていっぱいあるけど、今この幸せを大事にしたい


そう思った






end


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