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恩讐の花嫁 【Fate/GO 巌窟王 夢小説】

第21章 第3部 Ⅶ



「――――ぁ、ごめ、なさ……ぃ。」

 馬鹿だ。私は、大バカだ。アヴェンジャーだって、傷ついているはずなのに。私は、自分のことばかり。でももう、どうしていいのか、ねぇ。もう、分からない。解らない。わからない、よ……。
 許されるのならば、今すぐここから消えてしまいたい。

「……っく、ごめ、なさ……。」
「もういい。」
 アヴェンジャーはそう短く言い放つと、今度こそ私の肩をそっと抱き寄せた。









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