第16章 第3部 Ⅱ ※R-18
初老の女性も、お初を押さえつけている男性も、顔色を変えることすら無い。
『ひゃひゃひゃ……、あのお客は、随分と好色でねぇ……。生娘を痛めつけるのが、何よりの快感だそうな。特に、生娘のアソコに、いろんなモノを突っ込むのがお好きなようでねぇ。コッチとしちゃあ、あんまり好き勝手されると、売り物にならなくなるからご遠慮願いたいんだけども、ああも羽振りが良いと、何も言えんわなぁ……?』『そんでもって、あのお客は、生娘のアソコに直接口を付けて、その血を啜(すす)るのがお好きなのさ。全く、最高の趣味だわね……! あ、ひゃ、ひゃひゃひゃひゃひゃ……!』
昨日の、初老の女性の発言が、私の脳内で再生される。体が、震えた。お初は、悲鳴を上げ続けている。
「うえ~い……。やっぱり、若い娘は良い……。でもよォ、お前らは馬鹿かァ? 布団に押さえつけちゃ、他の奴等、この娘の股が見えねェじゃん? もっと、周りの奴等にも見せてやれよ、阿呆……。」
でっぷりと肥え太った男性は、気怠そうに指示を出した。体格の良い男性は、言われた通りに、抵抗するお初の体を、部屋の梁へと縛りつけた。お初は、恐怖で全身を震わせ、顔を蒼くしていた。
「オゥオゥ。こうでなくちゃなァ? どうだァ?」
そう言って、でっぷりと肥え太った男性は、空いている方の手で、お初の乳首をぎゅっと摘み上げた。
「ぃ、痛……!」
お初は、歯を食いしばって耐えているが、その眼尻からは涙がぽろりと零れ落ちた。
「はぁ~? 痛いぃ~? それじゃあ、優しくしてやるよォ?」
肥え太った男性は、口をお初の胸、その頂に寄せて、そのまま吸い上げた。
「ぁ……、ぃ、嫌……!」
お初は、縛られて身動きが取れない体を捩りながら、何とかして抜け出そうとしている。しかし、その努力も虚しく、お初は肥え太った男性に蹂躙され続けている。
「いやぁ~、いいねェ~。やっぱり、美少女を犯すときは、大勢の前でヤらねぇとなぁ……。お前らも、そう思うだろォ……?」
ニタリと、肥え太った男性が口元を歪ませた。