第2章 合同合宿1
気付いたら涙がボロボロ出ていた。
「本当に悪かった…」
『今頃遅いからな……!』
火神を睨んでいるけれど、きっと興奮の材料にしかならないんだろうなぁと思っている。
とりあえず着替えがしたいから、火神に退くように言った。
火神はすんなり受け入れ、部屋から出ていった。
ああいう事をしたから多少罪悪感はあるんだろうな。
替えの下着とジャージを履き、汚れてしまった下着とズボンは一度袋の中に入れておいた。
問題は布団だ。こんなに濡れてるとは思わなかった。
この布団で火神が寝るという手もあるが、流石に可哀想だと思いランドリーに行くついでにタオルも借りることにした。