第2章 合同合宿1
だらしなく涎も、喘ぎ声も出てしまう。
というか気を抜いたらイキそうだった。
少しでもイカないようにする為に火神にぎゅっと抱きつく。
これで少しの間は気が紛れる。
はずだった。
抱きついてきた俺に興奮したのか知らないが、馬乗り状態になり股を刺激してきた。
これだとさっきの横の状態よりも、刺激が更に伝わってくる。
『あっ…むり……』
そう喘ぎながら、俺は達してしまった。
けど火神にはそれが伝わっていないようで、更に刺激してくる。
流石にこれ以上はダメだ。気持ちよすぎてどうにかなりそう。
俺はうっすらと目を開き『かがみ……だめ……』と言った。
目を開いた俺にびっくりしていたが、その姿が萌えたのか知らないが 刺激を止めることは無かった。絶対に許さねぇ。
「煽ってんじゃねぇよ……」
煽ってなんかいねぇよ!今すぐ脚を引っ込ませろ!そう思っていたとしても、このバカには伝わらない。
射精とは違う感覚がどんどん上り詰めてくる。
『あ……ほんとに……ダメだから……』
火神の胸板をぐっと押しても、刺激されているせいで全然力が入らない。
「はっ、本当はいいくせに」
『やだ……むり……っ!』
その瞬間、股がじんわり温かくなるのを感じた。
1度どこかで見たことがある。男でも刺激し続けると潮吹きをすると。まさか本当に出来るとは思わなかったけど。
流石に火神もびっくりしたようで すぐに脚を引っ込めた。
「おい大丈夫か…?」
『どこが大丈夫だって言うんだよ……本当に許さねぇ……』