第1章 Abandon!
悪魔おそ松「も~俺らの負けでいいから!!」
バルおそ「歌とか止めて~~!」
トリスタン「フッ、それなら勝利の歌を…!!」
その瞬間、私の目の前は真っ白になって…。
女神チョロ松「真紅よ、真紅よ…。無事、魔王は倒れました。さぁ、約束通り願いを言いなさい!」
真紅「え、今からいいとこなのに…」
女神チョロ松「四の五の言わずに言いなさい!」
と言われても、何も考えてなかった。
そういえば、ピク○ブでは色々な世界の私達が派生、としてホモホモしてるんだっけ…!?
他所様の恋愛事情はとっっても気になる!
目の前でイチャついてくれるんなら、是非見てみたい!
とりあえず、目指せ総攻め長男!
真紅「え、えと、とりあえず色々な派生長男と…」
女神チョロ松「はい、ラブロマンスがしたいんですね。わかりました。チョロ松はいらない、と。どうせ不人気ですし、ケッ!!ケツ毛燃えろ!!」
ノーブレスで言い切って反論の余地を与えない発言に圧倒されている間に、女神様は呪文を作り出し、そして…。
女神チョロ松「ちょうどいいや、恋愛ついでにもう一仕事お願いします。その後、元の世界へ帰しますよ!次はチョロ松パラダイスでもいいですからね」
女神様が指パッチンした瞬間、私の足元の重力は無くなり、真っ白で何も見えなかった景色が、一気に青空の中に変わって…。
真紅「いやぁぁぁぁぁ、死ぬぅぅぅ!!」
大空からの強制スカイダイビングをさせられた。