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脱地味女子の恋愛事情。【進撃の巨人*R-18】

第2章 友達と愛想。


「そこの椅子に座れ」

「し、失礼しまー……す」

不本意ながらも保健室に連れていかれてしまった。拉致だ、拉致。こんなの、誘拐と同じだ。怖い。いますぐ帰りたい。

「どこを捻った?」

一、リヴァイ先生に弱みを握られる。
二、リヴァイ先生が鬼になる。
三、地獄行き……!

そんなの嫌、と私は黙り込む。
でも、リヴァイ先生の目がそれを許さない。

分かった、言う言う!
言うから、そんな凶悪な目で見ないでっ!

「右、の……足首です」

それを聞いたリヴァイ先生が更に眉間にしわを寄せながら、保健室に置いてある冷蔵庫へと向かう。

え、なになになに、最近の兵器は冷蔵庫で冷やすんですか!?冷えたナイフとか冷えた銃が、最近のやばい世界での流行りですか!?それとも、見た目は冷蔵庫だけど、中身は改造して、武器の収納スペースとして使ってるとかですか!?そんなのありですか!?

頭を抱え、刻々と近づく私の終わりを来ないことを願う。ああ、あそこに見えるのは地獄の入口?まだ十代なのに……やっと楽しい学校生活を遅れると思ってたのに……!

「おい、右足あげろ」

「ひぃっ!は、はいぃっ!」

ん?あ、足?
ゆっくりと目を開けて見てみると、リヴァイ先生が私の靴下を脱がそうとしていた。

「え、いや、ちょっ!」

「黙れ」

……はい、本日二度目の黙れ頂きました。
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