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ディノヒバ

第2章 第一章


「おい、恭弥。今日は、このくらいにしよーぜ?」オレは、頬にできた傷をなでながら目の前にいるオレの生徒、雲雀、恭弥に言う
「嫌だよ、僕は、まだあなたを噛み殺してない」学ランをきた黒髪の少年、雲雀、恭弥は、ディーノのほうにトンファーをむけながらニヤリと不敵な笑みをむける。
「勘弁してくれよ……」雲雀の答えにため息をつき相手の顔を見れば自分と同じように頬に傷があることに気づき「おい、恭弥、大丈夫か?わりい…これでも手は、抜いたんだけど……」と、言いながら相手により「他には、どっか怪我してねーか?」と、聞き。
「手加減?あなた、僕に手加減してたの?」と、不機嫌に聞き、「ないよ」と、聞いている相手に答える。
「あ、えーと………」しまったと、思うもすでにおそく雲雀は、不機嫌になっており(好きな奴に本気で戦うやつがいるかよ)
と、内心思いながらも「そうか、よかった
と、雲雀の頬に絆創膏をはり、相手の頭を撫でれば、雲雀は、気に入らなそうに絆創膏をつつき「やめてよ」と、ディーノの手をよけ「今日は、もういい」と、珍しく自分から言いトンファーをしまう。
ディーノは、「おう!」と、笑いそれじゃオレは、帰るぜと、少々さみしそうに言えば並中の屋上をでる。
雲雀は、無言のまま相手の背中を見送り、なんとも言えない気持ちのままさっきディーノが貼ってくれた絆創膏をなでた。
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