第8章 怪しい物には気を付けよう②
「神田…熱い…」
あれから神田に抱えられ再び神田の部屋に来ていた。
「一発抜けば治んだろ」
「…抜く?」
先ほどリナリーに触られた場所が熱い。
「チッ。後で文句言うなよ」
「な、なに?…うわっ」
突然神田に下着ごと脱がされ下半身が丸裸になってしまった。
「や、やめっ」
「…我慢しろ」
そして神田は私がさっきからもどかしく思っている熱の元をギュッっと握る。
それをゆっくりとそれを上下に扱く。
「んんっ…」
「…あっ…かん、だ…んんっ…」
怖い。こんなの知らない。どうなっちゃうの?
思わず目に涙が溜まる。
「…はぁっ…こわ、いよ…かんだ…」
「お前は何も考えなくていい。このまま身を委ねてろ」
そう言いながら優しく私の頭を撫でてくれる神田に安心感を覚える。
神田の服にギュッと捕まり、言われた通り身を委ねる。
「…はっ…あっ…なん、か、くる…」
「大丈夫だ。安心していけ」
何か熱い物が込み上げてきて、私はそこで意識を手放した。