• テキストサイズ

大切な物【D.Gray-man】

第8章 怪しい物には気を付けよう②



「やめっ…んっ…」


突然リナリーが私の股間を服の上から触りだす。
ビックリして変な声が出てしまう。


そっと優しく撫でるように、上から下へと擦られ段々とそこに熱が集中していくのを感じる。


「はぁっ…んんっ…、リナ、リ…」

「ふふっ、どうしたの?」


自分でも聞いたことがないような情けない声が出てしまう。
怖かったのに、気付けばだんだんと気持ち良くなっていた。


「きも、ち…」

「はぁっ…私ももう、我慢できないわ」


リナリーが私のズボンのを脱がそうと手を掛ける。



その時だった。



ーバンッ



「おい、何してんだっ」

「大丈夫かあんな」


リナリーの部屋のドアが勢いよく開けられ神田とラビが入ってくる。





「ちょっと!二人とも邪魔しないでよ」

「リナリー悪い」


そう言いながらラビがリナリーにプスッと注射のようなものを刺す。


「安心するさ。ただの麻酔さ」

「部屋にいろっていったろ」

「んっ…ごめ…はぁっ…」


未だに体の熱が収まらない様子のあんな。


「こいつは連れてく」

「ユウッ!…ってもう行っちゃったさ…」


一人残されたラビはリナリーの介抱をするのだった。


「俺、こんなんばっかりさ…」


/ 93ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp