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欠落した子

第7章 7







……

………


満月の夜に事件は起きる…

小太郎さんが殺られた…


昨日その話を聞いて高杉は変わってしまったのだと確信をし

ならなぜ自分がここにいるのか疑問に思う。

そして今日…

私が晋助様のところにきて三日目…

満月の夜…

のんびりと煙管を蒸す高杉の隣でただ寄り添うだけ

「………」

夜風が晒されている肌に触りひんやりと寒く感じる

ガチャン

「オイ」

すると後ろから何かを高杉の後ろに構える女の声がする

「お前この船の船員アルカ?ちょいと中案内してもらおーか」

その言葉はどこか聞いたことある雰囲気の

「頭ブチ抜かれたくなかったらな」

この声!?

まみは「はっ」とするも下手に今の自分の事を言えない

高杉は呑気に煙管を蒸かす

「オイ きいてんのか」

そう言われて振り返れば悪魔のような笑みを浮かべる

「今日はまた随分とデケー月が出てるな

かぐや姫でも降りてきそうな夜だと思ったが

とんだじゃじゃ馬姫が降りてきたもんだ」

…ヤバイ コイツ

ヤバイ匂いがするアル

そらさないでまっすぐと見つめる

隣の女も…こいつらやばいアル…

そう本能が感じどうしようかと思えば銃撃

綺麗に交わし桂を探すも反応はなく

工場の中へ行きとある招待をしり彼女は意識を失う

まるで獲物から逃げる強い兎のように

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