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欠落した子

第7章 7


船の中を歩き高杉の後ろをついて行く


ドオオオン

「!?きゃっ」

爆音が船の中に響き船が揺れる

咄嗟のことでバランスを崩し倒れそうになる

「大丈夫か?」

倒れる寸前で高杉が腕を引っ張りすっぽりと彼の腕の中に…

「は、はい…ありがとうございます…」

「どうやら来たみたいだな…」

何やら意味深な言葉を吐きそのまま歩き出す

「…?」

その言葉の意図が分からず頭にハテナを浮かべ着いていく








同時刻の外では…

また子達は同じ攘夷浪士と対峙しており捕まえた神楽を仲間だと思い盾にして脅すが無意味

かえって自分立ちが食らう羽目になる。

そして神楽に砲撃が向けられて放たれる








「よォ」

船の倉庫に高杉とまみは向かう

そこには紅桜によって苦しんでいる似蔵の姿

そして高杉は自分でしたことは自分で片付けろといい

似蔵も似蔵で高杉を煽る発言をし刀を抜かせる

「!?晋助様」

その場面に思わず声をあげるまみ

だがその後のやり取りをみて大丈夫だとさとり一安心する。

本当に心配させる人なんだから…

高杉の少し後ろを歩きながら考える

「…まみ」

「はい晋助様」

「お前は何も心配することは無い」

その言葉の意味は不明だがきっと彼なりの何かなんだと思い笑って返す

「私は晋助様のお隣に入れればどんなところだろうと安心出来ます。」

「そうか…それは面白い女だな」

「私もかなりのもの好きを好きになってしまいました…」
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