第7章 7
その日の夜…
ぶしゃ
帰り道…もう夜道であまり見えない…街灯だけが頼りの中で起きる
「っ…………」
足音がしもしやと思い隠れれば…その道をすれ違う浪人を切る
怖いけど…でも…
身体が震える中でその現場を見る
ガダンッ
「…ん?」
「!?」
思わずびっくりしてしまい音を立てて居場所がバレる
「これは……女だなぁ女…だめだよォ?君みたいな女の子がこんな場所にいちゃ…」
一かバチか掛けるしかない
「…高杉晋助…」
ピクっ
すると動きが止まる気配を感じる…
「…っ私を高杉晋助のところに連れて行って!!」