第5章 5
カポーン
「…今日は色々あったな…」
「そうですね」
クスクスと笑いながらお風呂に入る銀時とまみ
「見た感じお前は大丈夫そうだな」
よしよしと頭を撫でる
「…大丈夫ですよ。素敵な人達しかいませんから」
「それはよかった」
湯船に浸かりながら2人で話す
「…銀さん…」
「…ん?」
「…私まだあの人の事忘れられない…」
「まみ…」
「でね考えて思ったの無理に忘れなくてもいいのかな〜?てきっといつか忘れていい日が来ると思うのその日まで待ってようかな〜て」
「…そっか…」
頭をまた撫でて後ろから抱き締める
「まみがそう決めたならそれでいいんじゃねーか」
「ありがとう銀さん」
「どういたしまして…」
そして2人はお風呂から上がり土方に言われた通り客室の部屋に行けば
「…あら早い…」
「まだまだガキだな」
そこには眠っている神楽と新八の姿
「…可愛いぐっすり眠ってて」
母親のように布団を直す
この子達にもたくさん迷惑掛けているのよね
私もしっかりしないと
「…まみおいで」
銀時が自分の所に来いと言わんばかりに呼ぶ
そして言われるがまま銀時のそばにいき抱き締める
「寝よっか…」
「…うん」