第5章 5
朝
「オイてめーらいつまで寝て………屯所でそんなみっともない姿晒すんじゃねーよ!士道不覚悟で切腹させっぞ?」
オラオラとした勢いで土方が客室に入ってくる
「まぁまぁトシこんな怒んないで」
「そうでっさ俺だって寝たりねーんだ」
近藤と沖田が慰める発言をするが効果はない
「んん…なんだよ。朝からやかましいな…今日はごみ捨ての日じゃねーよまみ」
「…今日はおやすみなんだから〜銀さん朝からはしないで…」
「ぐおーぐおーぐおー………」
「…今日はまだ起きなくていい日なんです」
それぞれが寝言のように話すがまだ眠っている
「………んんっ……」
まみが寝返りをうつ
「……あっ」
隙間からみえる肌蹴た胸元……
「…あらら〜全く真選組でこんな事ァバレたら切腹でっさァ…さて土方さんどうし…」
「…ほらまみ起きろ…」
「んんぅ銀さんしつこい…」
俺を万事屋と勘違いしているのか?
気に食わねーな
「…まみ…」
ポンッと彼女の頭に触れる
あっサラサラしてる…
思わず撫でたくなるその頭に内心驚く
「…………………」
「土方くーん!何うちのまみにセクハラしてんの?」
「げっ万事屋…起きてたのかよ…」
「こんな汗くせー連中しかいない所で寝れるかってかよ…ほらまみ起きろ起きねーぞ襲うぞ?」
ペシっと頬っぺを叩く
「…襲ってもいいよ〜眠い〜」
「え、マジで?銀さんの銀さんギンギンになっていいの?」
「テメーは少しは自重しろよ!!朝からなんてことしようとしてんだお前は!!」