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欠落した子

第1章  1



「さぁ〜飯だ飯だ〜」

真選組の隊士の人たちが食堂にはいってくる

少し汗の匂いがする当たり朝にする鍛錬などのした後のだろう…

ガヤガヤ…

賑やかな声が響く

朝から元気だな……

「おばちゃーん!!A定食」

「おれ!カレー!!」

次々とカウンターにきてメニューを聞いては出して聞いては出してを繰り返す

「ふぅ…」

みんながご飯を食べ始めたり片付けたりなどをして少し落ち着いた頃

「マヨネーズ定食!!」

ハッキリとした、落ち着いた…だがどこか寂しそうな声を出してそういう人がカウンターに…

あれ?ほかのオバチャンがいない!?

まみは皿洗いをしていて気付くといなかった

「おい!!そこのババァ!!はやく!!」

「あ……は、はい!!」

てマヨネーズないのに〜

少し目を潤ませて彼のところに

うっ……

「お、おはよう…ございます……"土方さん"」


「あ?てババァじゃねぇのか…はぁ…」

頭を軽く掻く…

「……すみません……」

「いや謝ることじゃないからな…」

「はい……」

少し威圧されつつもこたえる

「あ、んでマヨネーズ定食は?」

「えっと……マヨネーズが…無いんです。それで今日買ってき……ま…………す……………」

「マヨネーズないのか……」

はぁ…

胸ポッケから煙草をだす

「あ、ここでは禁煙……」

「おっと…そうだったな…まぁいいマヨネーズは持参ので間に合わせるから出してくれ」

手榴弾型のマヨネーズをだされる

なんて用意周到な……

「……わかりました……」

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