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欠落した子

第4章 4



ガラッと戸の開く音がする

「戻ったぞ〜てまみ起きたのか…」

部屋に来ては私が起きてるのを確認して安心する顔

「…うん起きたの…」

そこには土方に抱きついてるまみと抱きしめ返してる土方の2人の姿があった

なんやかんや土方くんて優しいよなァ

ポリポリと頭をかく

「…まみは風呂入ってきな…新八が洗ってていったからよォ」

「あ、うん?わかった」

「…そういやお二人さんはいつまで抱きしめあってるんですかィ?特に土方コノヤロウ」

「「あっ」」

沖田に言われて同時に話す

「………」

「………」

なんとなく気まずい雰囲気が漂う

「…ふ、風呂はいってきたらどーだ」

胸ポケットからタバコをだし口に咥えようとする

「そ、そうですねそうし……あ!?」

立ち上がろうとした途端に腰に痛みが走る

今更になって銀さんのが来るの……?

フラッと倒れそうになる

「…まみ!!……て大串くんナイス」

「…あっぶねー」

私は倒れることは無く土方副局長さんに受け止められる

「……ありがとうございます…」

「…いいえ…万事屋!コイツ風呂に連れて行け」

「ハイハイ大串くんうるさいよ」

「誰が大串くんだァ!?」

銀時に姫抱きされてそのまま浴室のほうに連れていかれる

「…にしてもすごいなあの人たち」

「あぁいう事に慣れているのかなんなのか…」

改めてタバコを加えて火をつける

「土方さんもあながち嫌そうな顔してなかったですよねィ?」

「うるせぇ」
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