第2章 2
噂をすればなんとかで
「あれィあそこにいるの…」
沖田が指さすほうをみれば買い物袋をもったまみの姿
「買い出しですかね…」
じぃーとみる
方向的に屯所の方に行くんだとわかる
「……………」
「あ、あれ」
すると彼女の傍に1人の男…銀髪の男が彼女のそばに来ては彼女の腰に手を回し何やら楽しそうに話し出す
「ありゃぁできてやすねぇ土方さん?」
「…誰が興味あるかよ…俺は別にアイツに興味なんてねぇよ」
とタバコを吸う
「…ふーん…」
興味のない返事をしてまた進む
「なんだその顔は…」
「いやぁ土方さんの興味のある顔を知ったんでこれは何かに使えないかと思いやしてねィ」
「別にそんなんじゃねぇよ。第一俺は恋愛なんざ興味も何も無いしな」
「さすが土方さんモテる男の言い分は違いますねィ」
雑談をしながら見廻りをする。