第2章 2
「…はぁ…」
お花見がおわり各自で帰宅をする
「銀さんと土方副長さんは大丈夫なのかしら…」
2人だけ酔いつぶれてまわりがそのまま放置して良いというのでそのまま置いて帰ってきた
「まぁそれよりも片付けか…」
台所にいき綺麗に空になったお重箱を洗う
水を流して汚れを浮かしスポンジを濡らしその上から液体の食器用洗剤を馴染ませ洗い出す
「…もしも今日みたいな楽しい日が続いたら…」
そしたらきっとこれからもずっと楽しいんだろうなぁ
皆が笑って馬鹿して…
「そしたらいいのにね…」
「ひっ…………まみ〜かえっぞ〜」
ガラガラと戸をうるさく開けて入ってくるのは銀時
「銀さん…」
すぐさまスポンジを置き泡だらけの手を水で洗い流し食器棚の中からコップを出して水をいれて酔っ払っている銀時の元へ
「あ〜も〜お酒臭い〜〜銀さんほらお水ですよ…飲めますか?」
玄関で座って潰れている銀時を起こし靴を脱がせ起こす
「…まみの口移しなら飲める…」
「そんな馬鹿なこと言わなくていいから早く起きて飲んでください!!」
無理やり起こして目の前に水の入ったコップを渡す
「………無理……本当に無理………」
うぅとなんとも言えない声を出す
「仕方ない…」
ぐびっと水を口に含み銀時の口の中に移す
「……んっ…」
いきなりの異物感だったのか思わず声を出す銀時
ゴクッごくりっと飲み干しそのまま口を離す
「…だめ……」
すると離そうとした首をすぐさま銀時の顔に…近付けさせて口付けをする
ちゅちゅ……合わせて離してを繰り返す
「…んぅ……」
いきなり深いのに変わりくちゅ…ちゅ…と唾液の混ざる音
「……っはぁ……飲みすぎですよ……」
「わるいな…」
ボォーとした中で謝る銀時
「お風呂は明日入ってください。今日はもう寝てください。明日お仕事の依頼はいってるんでしょ?」
「あぁ…」