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欠落した子

第2章 2





「はいどーぞ銀さん、土方副長さん」

とくとくとお酒を注ぐ

「ありがとうな」

ぐびっと一気飲みする。

向こうでは叩いてかぶってジャンケンポンをしている中で恥で飲み比べをする2人

「あんたら何してんの!!てかまみさんまで!!」

「あら、ダメだったかしら?」

ニコニコと笑いながらテキーラと書かれたお酒を持つ

「オラ!まみ〜テキーラ注げぇ」

「はいはい銀さん」

笑いながら対応する彼女を新八は見る

思えばまみさんて僕が万事屋に入る前から居た人だった

銀さんとも年の差があるのに昔からの付き合いみたいな…

年だってそんなに離れてないのになんでこんなに大人な人なんだろう

じぃーと見てしまう

「はぁ…」

一瞬だった

2人にお酒を注ぎ終わった後に寂しそうな顔をしながら溜息をつく姿

なんで…あんな顔を…

「……くん?新八くん?」

「わっ!?て山崎さ…」

「大丈夫?ぼけーとしてたけど…」

「大丈夫です!!それよりも山崎さんは飲まないんですか?」

「あ〜いや俺はバドミントンしたいから」

あははと笑いながら話す

「そうですか」




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